キタエンコの『ショスタコーヴィッチ:交響曲全集』感想、やはりいい音

先日お伝えしたキタエンコの『ショスタコーヴィッチ:交響曲全集』SACD、最初の3枚のディスクを聴きました。

またもマルチチャンネルのリスニングになりますが、「いい音」ですねえ、そして「いいサラウンド」です。

サラウンドはホールトーンのような広がりですが、オーケストラは遠くありません。2chの切れ味の良さも同時に味わえるという、ドンピシャの収録と思います。Capriccioをことさら高音質レーベルと見ていなかったことが怒られるくらい、いい音質、いいサラウンドだと思います。

演奏もとてもいいです。ここまで聴いてきたのは交響曲第1番から第5番までの5曲ですが、若きショスタコーヴィッチのアヴァンギャルド、荒れ狂う音楽を堪能しております。極上の音質、サラウンドのなかで聴くショスタコ。有名な第5番もこんなに綺麗な音場で聴いたのは初めてとなります。

この後も第二次大戦中の交響曲へと聴いていくわけですが、ここまででもショスタコーヴィッチの交響曲全集がベートーヴェンやマーラーの交響曲集に匹敵するくらい、人類に大切な交響曲という気持ちをひしひしと感じました。

マーラーを初めて聴いた時の「なんだこれは?」がやがて「なくてはならぬもの」になっように、ショスタコーヴィッチ の交響曲も同じ道をたどるでしょう。ショスタコーヴィッチに造詣の深い方には笑われるかもしれませんが、SACDラボ♪♪はこのSACDを聴いてきて、ようやく実感しました。

Tower Records ▶Shostakovich: Symphonies No.1-No.15

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