バーンスタイン『ベートーヴェン交響曲全集』Blu-ray Audioを聴きました!

バーンスタインの『ベートーヴェン交響曲全集』のBlu-ray Audio+CDが届きました。

これは長い間アナログ・レコードでも聴いていた愛聴盤ですが、Blu-ray Audioのサラウンドを聴いてみたかったのです。

CD5枚+Blu-ray Audio1枚というボックスは、厚めの紙箱で重量感はあります。右写真のように、アナログ盤ボックス(右)と並べても高級感では頑張ってます。

サラウンドと2chは色ボタンで切り替え

上がBlu-ray Audioのトップ画面です。演奏中も同じ。収録されているのは「5.0 DTS-HD MA 24bit/96kHz赤ボタンと「2.0 DTS MA 24bit/192kHz黄色ボタンの2種類です。サラウンドと2chは演奏中でもリモコンの色ボタンで切り替えられるので便利です。

Blu-ray Audioには9曲の交響曲が1枚に入っておりますが、収録の順番はなぜかCDの収録にのっとり、第1番→第3番「英雄」→第2番→第4番の順番です。第5番以降はナンバーどおり。

サラウンドは奥深いフロント音を再現

今のところ第1番から第4番まで聴きましたので、そこまでご報告です。すべてサラウンドで聴きましたが、いいですねえ。

サラウンドというと一般に「全方向への広がり」を想像しますが、このディスクのサラウンドは「フロントが奥深くなるサラウンド」と思います。

もちろん左右にも広がりますが、それよりもオーケストラに奥行き感がでる感じです。逆に言えば前方に出ている感じかもしれません。

2chではよく「押し出しのいい音」と評しますが、このサラウンドでは「押し出し」もへったくれもなく、目の前に音場がすでに存在する感じです。2chのように音の根っこがスピーカーに繋がっている感じがしません。浮遊する音空間、言葉を変えればこれが“ホール感”とも感じられますが、それよりもやはりフロントの“奥行き感、立体感”を堪能できる音響だと思います。(これが生理的に合わない方は2.0 DTS-HDでお聴きになればよいと思います)。

サラウンドの“エネルギー放出量”で「やっぱりレニー」

このサラウンド(フロントの音場)で聴く演奏は、やはり表出面積が違うのか、演奏からくる“エネルギー放出量”が違いますねえ。

たとえば交響曲第3番「英雄」の第2楽章。この葬送行進曲の中間の盛り上がりは聴かせどころですが、アナログ盤ではずっと「バーンスタインにしては一途な迫力がない」と思っていましたが、それも「感情をため込んだレニーならではの迫力」と解釈して長年愛聴してきたわけですが、サラウンドで聴くと、この部分もがぜん迫力を感じられました。

同じ音源でも、立体感のある音場ですと“エネルギーの放出量”が違います。あの盛り上がり部分がグワーときて大満足。そこのホルンの旋律も2chより“雄叫び度”が増した気がします。この“エネルギーの放出量”は第4番の最終楽章でも感じられて、「やっぱりバーンスタインの演奏は熱い」とあらためて実感しました。

2chとCDについて

CDのほうもディスク1だけ聴きましたが、リマスターだけあって、これもよいCDの音ではないかと思います。CDでピュア・オーディオを目指している方も、ひとつ聴いてみてもいいのではないでしょうか。Blu-ray Audioの2chなら192kHzですし、なおさら“ピュア・オーディオ”で聴けるでしょう。 以上、とりあえず交響曲第4番までの試聴記を書いてみました。第5番から第9番までも楽しみです。

Tower Records ▶Beethoven: The Symphonies [5CD+Blu-ray Audio]

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