第3弾は80年代! 牧野良幸『僕の音盤青春記 花の東京編 1981-1991』が10月28日発売

僕の音盤青春記 花の東京編 1981−1991 /絵と文 牧野良幸

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牧野良幸の人気イラストエッセイ本『僕の音盤青春記 花の東京編 1981-1991』が10月28日に発売となります。

これは『僕の音盤青春記』『僕の音盤青春記 Part2』に続く、6年振りの第3弾で、Part2の最後から続くお話です。牧野青年が1981年に上京してからイラストレーターとして一本立ちする1991年までの10年間を描きます。

「花の東京編」とされているとおり、バブル真っ盛りの、80年代の東京を舞台としながらも、“反バブル”な牧野青年の音盤生活をお楽しみください。懐かしの80年代の音盤もさることながら、CDやVHSビデオの登場、デジタル・シンサイザーと、ハード面での進歩振りも注目です。

既刊2冊と同様、本書も『CDジャーナル』に連載したものを、イラストをカラー化し、書き下ろしも加えて大幅に加筆再構成。オールカラー、248ページ、A5版。

本書の内容(目次より)

第一章 上京/1981-1982

マイルス・デイビス『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』
チャカ・カーン「恋のハプニング」
アース・ウインド&ファイアー 「セプテンバー」
ジョン・コルトレーン『セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス』
武満徹『 武満徹〜作曲家の個展〜 コンサート・ライヴ』
マイルス・デイビス『ウィ・ウォント・マイルス』
ヤマハのステレオ(展示品の社内販売)
山下達郎『FOR YOU』
デニース・ウイリアムス『NIECY』
ディオンヌ・ワーウィック『ハートブレイカー』
『ストラヴィンスキー:「春の祭典」』カラヤン
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
ジョン・コルトレーン『ザ・コルトレーン・レガシー』
あみん「待つわ」
ビートルズ NHK-FMの放送
グレン・グールド『J・S・バッハ:ゴールドベルク変奏曲』
ドナルド・フェイゲン『ナイト・フライ』
オリンパス OM–10

第二章 売り込みと結婚/1983-1984

『ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」』カラヤン
エルトン・ジョン『 トゥ・ロゥ・フォー・ゼロ』
『ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」』アバド
マイケル・ジャクソン『スリラー』
『フラッシュダンス』(オリジナル・サウンド・トラック)
カルチャー・クラブ『カラー・バイ・ナンバーズ』
マイルス・デイビス『スター・ピープル』
『ラヴェル:「ダフニスとクロエ」全曲』ブーレーズ
『ストラヴィンスキーの遺産』イゴール・ストラヴィンスキー指揮
『 浜辺のアインシュタイン』ザ・フィリップ・グラス・アンサンブル
『ストラヴィンスキー:「兵士の物語」&「結婚」』レヴァイン
ジョン・レノン&オノ・ヨーコ『ミルク・アンド・ハニー』
山下達郎『 MELODIES』
『ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」』カラヤン
『ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、シューベルト交響曲第8番「未完成」』ワルター
ジェシー・ノーマン『リヒャルト・シュトラウス:「4つの最後の歌」

第三章 輸入盤LPとCDの登場/1985

佐野元春『ELECTRIC GARDEN』
U・S・A For Africa『ウィ・アー・ザ・ワールド』
プリンス『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』
スティング『ブルー・タートルの夢』
トーキング・ヘッズ『リトル・クリーチャーズ』
ボブ・ディラン『エンパイア・バーレスク』
リサ・リサ・アンド・カルト・ジャム「テイク・ユー・ホーム」
マランツ CDプレーヤー CD–34
ジェシー・ノーマン『死と乙女、魔王〜シューベルト歌曲集』
『マーラー:「大地の歌」』ワルター
スティング、ルー・リードほか『 クルト・ワイルの世界〜星空に迷い込んだ男』
ビル・エヴァンス『ワルツ・フォー・デビイ』
『CDジャーナル』音楽出版社
『マーラー:交響曲第5番』シノーポリ
ヘルムート・ヴァルヒャ『 J・S・バッハ:オルガン作品集』
『ヴェルディ:歌劇「リゴレット」全曲』シノーポリ
佐野元春『クリスマス・タイム・イン・ブルー 聖なる夜に口笛吹いて』

第四章 CDとビデオの普及/1986-1987

スティング『ブリング・オン・ザ・ナイト』
『ベートーヴェン:交響曲第4番』クライバー
『モーツァルト:歌劇「 魔笛」全曲』ベーム
『モーツァルト:交響曲全集第4巻』ホグウッド
『ベートーヴェン:交響曲第1番・第2番』 ホグウッド
『マーラー:交響曲第9番』 バーンスタイン
東芝製ビデオデッキ(型番不明)
Scotch EG 120
『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』
裏ビデオのVHS
エルトン・ジョン『ライヴ・イン・オーストラリア』
ザ・ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』
『モーツァルト:レクイエム』ガーディナー
東芝製CDラジカセ(型番不明)

第五章 団地で音楽とシンセサイザー/1988-1991

ソニー ウォークマン(型番不明)
『モーツァルト:「フィガロの結婚」管楽器版』ルーデル
コルグ CONCERT C–7000
ヨーヨー・マ『J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)』
山下達郎『僕の中の少年』
プリンス『バットマン』
アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ『閃光』
エルトン・ジョン『REG‐ストライクス・バック』
エルトン・ジョン『スリーピング・ウィズ・ザ・パスト』
ヤマハ QX7
『モーツァルト:四手によるクラヴィーアのための作品集』
ローランド D–110
ヤマハ QX5FD
ローランド S–760
コルグ M1
ブラザー ピコワード(型番不明)
Macintosh Classic
牧野良幸『The Magic Flute』

各章末のコラム

その1 語られなかった女性シンガーの音盤
その2 僕のストラヴィンスキーの遺産
その3 ジャケットに使われた版画、使われなかった版画
その4 今も残るビデオテープ
その5 コルグCONCERT C–7000と楽譜

僕の音盤青春記 花の東京編 1981−1991 /絵と文 牧野良幸

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藤本国彦『ビートルズ213曲全ガイド』が増補改訂新版で発売、ピート・ベストらのインタビューも追加


Tower Records ▶増補改訂新版 ビートルズ213曲全ガイド〜 THE BEATLESONGS 213 〜
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藤本国彦著の『ビートルズ213曲全ガイド』が、およそ2年半振りに増刷となります。

今回は増補改訂新版として、ピート・ベスト(ビートルズの元ドラマー)、ジャイルズ・マーティン(ジョージ・マーティンの息子)、アラン・ローズ&ガイ・マッセイ(2009年リマスター盤エンジニア)らへのインタビュー(「CDジャーナル」掲載)を24ページ追加しているとのこと。

本編は1曲1ページの構成で、ビートルズの残した213曲全曲(+準公式70曲)の解説本としてお楽しめます。

石坂敬一『我がロック革命 それはビートルズから始まった』を読みました


Tower Records ▶我がロック革命 それはビートルズから始まった/石坂敬一
Amazon ▶我がロック革命: それはビートルズから始まった

先日、石坂敬一氏の自伝本『我がロック革命 それはビートルズから始まった』を読みました。70年代にロックを聴いていた人なら誰もが知っている元東芝EMIの石坂敬一氏です。

この本は語り起こしというもので、インタビューをまとめたものです。しかし惜しくもこの本の出版をまたずに、石坂氏は昨年2016年末にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

この本を読んでみると、60年代の東芝音楽工業への入社、そして70年代初頭にビートルズの担当就任。以降のロック・アルバムの日本への広め方。非常に面白い内容ばかりでした。

SACDラボ♪♪もビートルズを聴き始めたのが1972年ですから、もろに石坂氏の「落とし子」と言える人間です。本書を読んでSACDラボ♪♪のロック小僧時代は全部石坂氏の手の内で聴かされていたのかとビックリ。

始めはビートルズの功績をまとめた小冊子、レコードを買うとくれた『ビートルズ・フォーエヴァー』でした。ビートルズ初心者にとってこの冊子は強烈でした。当時サイモン&ガーファンクルやボブ・ディラン、ストーンズにこんな冊子はなかったですからね。ビートルズ(ロック)を学術的にまとめた画期的な冊子だったと思います(うち骨格となる文章は氏が『赤盤』『青盤』にも転載)。

『狂気』『おせっかい』『原始心母』『ピアニストを撃つな!』『黄昏のレンガ路』『電気の武者』『ジョージ・ハリスン帝国』「あの娘におせっかい』……

アーティスト名を上げなくてもこれら、石坂氏がつけた邦題を見れば70年代ロックがいかに分かりやすい形で私たちの記憶に残っているか気づきます。

もしこれらの邦題がなかったら、今記憶に残る70年代ロックはもっと肉付けの薄い記憶となっていたでしょう。それだけでも石坂氏に感謝いたします。

この本にはそんな当時の石坂氏の仕事、それからジョン・レノン死後のこと、ポリグラム、ユニバーサル時代のことも書かれております。


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牧野良幸『僕の音盤青春記(仮・80年代編)1981-1991』が秋に発売予定

牧野良幸の著書『僕の音盤青春記(仮・80年代編)1981-1991』(音楽出版社)が今年の秋に発売予定です。発売日はまだ未定。

これは『僕の音盤青春記1971-1976』『僕の音盤青春記 Part21976-1981』に続く第3弾。6年振りに続編の発売となります。

今回は著者が上京してから、1981年から1991年の10年間を描くとのこと。前二冊同様にオールカラーで248ページを予定しています。

アーティストでは、マイルス・デイビス、プリンス、ドナルド・フェイゲン、スティングなど。またクラシックの比重が多くなりストラヴィンスキーやマーラー、モーツァルトと著者の音楽変遷が伺われます。

一方ハードでは、アナログ・レコードからはじまり、CDの登場、VHSビデオ、それからデジタル・シンセサイザー、さらにはMacintoshまで登場するとのこと。80年代のバブル期のハードの変遷の凄まじさを垣間見れるでしょう。

音楽出版社からの発売で、発売日は未定ですが、牧野良幸のブログでちょくちょく本について書いていますので、覗いてみてください。

藤本国彦著『ビートルズ語事典』は「はみ出し語」にニヤリ


Tower Records ▶ビートルズ語辞典: ビートルズにまつわる言葉をイラストと豆知識でヤァ! ヤァ! ヤァ! と読み解く
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ビートルズにまつわる「単語の事典」となる本です。著者はビートルズ関連の著作でおなじみの藤本国彦。オールカラー写真とチャーミングなイラストが多数含まれております。

ビートルズ・マニアならニヤリとするような単語まで選ばれているところがミソでしょう。著者も書いているとおり、お仕事で作られたような一般の「ビートルズ辞典」には載らないような「はみ出し語」を楽しみたいと思います。

『サージェント・ペパー 50年』当時の社会、文化の背景や録音秘話を追う本


Tower Records ▶サージェント・ペパー50年 
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ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』発売50周年ということで、関連書籍も面白いものが出ています。

本書は『サージェント・ペパー』というアルバムの、時代背景や周辺の出来事から検証していく本。『サージェント・ペパー』を語る上ではずせない、アルバムの録音話やジャケット制作についても、多いに触れていますが、それと同じくらい「スウィンギング・ロンドン」など当時の社会情勢などをフォローしております。

1曲1曲を解説するライナーノート的な本ではありません。『サージェント・ペパー』が生まれた外部(社会、文化)と内部(録音秘話、ビートルズの精神面)、それらを広い視点で読む本と言えるでしょう。ハードカバーで豪華な作りになっております。


Tower Records ▶サージェント・ペパー50年 
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『《ニーベルングの指環》教養講座』を読んで、ようやくこのオペラが分かりかけました


Tower Records ▶《ニーベルングの指環》教養講座 読む・聴く・観る! リング・ワールドへの扉
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ワーグナーの『ニーベルングの指環』を分かりやすく解説した本書を読みました。結構タメになりました。というか、この本を読んでようやく『ニーベルングの指環』の4つのオペラが、どんな話で展開していくか分かった次第です。

『ニーベルングの指環』はもう10年以上聴いてますが、それでも、いくつかの部分の音楽が気に入った程度。それも音楽だけを楽しむわけで、話の内容をそんなに知っているわけではありませんでした。

この本を読んで、ストーリーや音楽についてようやく一本筋を取って頭に入りました。登場人物の関係、性格もなるほどと分かったです。

CDの解説やあらすじを読んでも、実はぜんぜん頭に入らないんですよね(^-^; 。本書のように講義形式で噛み砕いて(しかしかなり詳しく)書いてくださると助かります。

とはいえ本書は『ニーベルングの指環」を聴いたことがない初心者には、ちょっと専門的すぎる事は確かです。この本はある程度聴いている人に一番響くと思います。

『ビートル・アローン』(藤本国彦著)を読みました


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Tower Records ▶BEATLE ALONE -ビートル・アローン-/藤本国彦

『ビートル・アローン』(藤本国彦著)を読みました。ちょっと外国の本のようなブックデザインが洒落ております。

内容はビートルズのソロ作品に焦点をあてた本ですが、ビートルズ時代の「イエスタデイ」のように“実質ソロ作品”から書き起こし、ビートルズ解散後へ。それから70年代、80年代のソロ活動、そして「フリー・アズ・ア・バード」を経て、つい最近の映画『EIGHT DAYS A WEEK』まで書き及んでおります。

いちエピソードに該当するアルバムの構成。各アルバムのディスコグラフィ的解説としても面白いでしょう。

もちろんこの本を貫くのは、ビートルズのメンバー間の軋轢です。ビートルズ末期の4人、ジョンが死んでからは3人の関係も一緒に語られることになります。 巻末には4人の交流年表までついていて、かなりマニアックに読めると思います。

この本には本文にいっさい写真はありませんが、口絵に写真があります。藤本氏の関係する本はいつもそうですが、使われる写真にレアなものが多いです。

ジョンとヨーコの『未完成作品第2番』のジャケット写真と同じアングルの口絵写真があります。ベッドのヨーコと床に座るジョン。レコードジャケットではトリミングされていましたが、右側の壁にはホワイトアルバムのオマケの、ジョン以外の三人のポートレートが張ってあったのは驚きでした。

ビートルズの4人の軋轢と葛藤 『BEATLE ALONE (ビートル・アローン)/藤本国彦著』が発売


Amazon ▶BEATLE ALONE (ビートル・アローン)/藤本国彦
Tower Records ▶BEATLE ALONE -ビートル・アローン-/藤本国彦

ビートルズ本でおなじみの藤本国彦による書き下ろしが出ます。

ビートルズ時代から始まる、メンバー4人の軋轢、葛藤。そして解散後のソロ活動と、これまでのビートルズ本ではなかなかまとめて書かれなかった視点による本かと思います。

[本]ビートルズの1年を1冊でのシリーズ、『ビートルズ・ストーリー Vol.8 1969』が発売


Tower Records ▶ビートルズ・ストーリー Vol.8 1969
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ビートルズの活動した1年を1冊にまとめたシリーズ本。いよいよビートルズが正式に活動した最後の年、1969年の本がでます。

表紙を見て分かる通り『アビイ・ロード』、それから1969年1月の、のちの『レット・イット・ビー』となる「ゲット・バック・セッション」が中心でしょうね。そのほかに各メンバーのソロ活動もあり、1969年も複雑かつ深い年となっております。

【主な内容】
●巻頭カラー〜貴重写真で楽しむビートルズ
●概論: 1969年のビートルズ(藤本国彦)
●ビートルズ・ダイアリー: 1969年を1日ごとに振り返る
●特集1: ゲット・バック・セッションズ(藤本国彦・竹部吉晃)
●ビートルズ解散の深層(野咲良)
●1969年のジョンとヨーコ(大須賀芳宏)
●ポール死亡説の謎(加藤正人)
●ビートルズが教えてくれた(松尾レミ〈GLIM SPANKY〉)
●アルバム解説『イエロー・サブマリン』『アビイ・ロード』(川口法博/湯浅学)
●1969年のビートルズ・サウンド(川原伸司)
●1969年の全曲解説(竹部吉晃・藤本国彦ほか)
●1969年のレア音源(真鍋新一)
●1969年の映像作品(竹部吉晃)


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